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夏の終わりにお化け屋敷が盛り上がりました。それも、僕が「妖怪図鑑」なる本を読んでいたせい。やっぱり夏って言ったらお化け屋敷じゃないですか。
年長児になると「○○やろーぜ!」って子ども達が動き出します。妖怪図鑑の他に、M君がゲゲゲの鬼太郎の本を持ってきて、みんなで何を作るか相談。でかい段ボールやB紙に、絵を描いたり色を塗ったり切ったりして、出来上がったお化けは全部で10体。M君とS君が中心となってみんなでお化け屋敷を開催する日を決め、「○役やりたい人」って役も決めていました。お化け屋敷は2日行うことになりました。
1日目、朝登園してくると、真っ先に僕の所に駆け寄ってきたM君。バックからトイレットペーパーを取り出して、「先生、今すぐ僕をグルグル巻きにしてくれ」と服を脱ぎ捨てパンツ(白ブリーフ)一枚に。M君の気持ちに答えなければと、体にトイレットペーパーをグルグル巻きにしてテープでとめました。11体目のお化けの完成。そして、お化け屋敷の時には、机の下から出てくるミイラ男は迫力満点!本人もかなりなりきっていましたしね。ここまではよかったんです。ここまでは!ここから思わぬ事態が発生しました。なんと、園で急に不審者訓練が始まったんです。不審者が園庭をウロウロして、なんと園内に侵入してきたのです。年長児はそっと、非常階段から脱出することに。僕は、みんなを静かに非常階段の方へ誘導しました。そうしたら、M君が僕の所にやってきて、「先生、僕パンツだけどどうしよう…」って。ホ、ホントだ~!!お化け屋敷の熱演でM君のトイレットペーパーは取れ、ミイラ男の跡形もなく、ただの“パンツ男”になっていたんです。でも、着替えている時間なんてありません。不審者がいつこっちにやってくるかわかりません。「もう、このまま避難するしかない」と、職員駐車場までパンツ一枚だけで避難しました。
パンツ一枚…、大人だったら本物の不審者。本当に申し訳なかったけどさ、まじめな訓練なのに、僕はずっと笑いをこらえるのに必死でした。
年長児になると「○○やろーぜ!」って子ども達が動き出します。妖怪図鑑の他に、M君がゲゲゲの鬼太郎の本を持ってきて、みんなで何を作るか相談。でかい段ボールやB紙に、絵を描いたり色を塗ったり切ったりして、出来上がったお化けは全部で10体。M君とS君が中心となってみんなでお化け屋敷を開催する日を決め、「○役やりたい人」って役も決めていました。お化け屋敷は2日行うことになりました。
1日目、朝登園してくると、真っ先に僕の所に駆け寄ってきたM君。バックからトイレットペーパーを取り出して、「先生、今すぐ僕をグルグル巻きにしてくれ」と服を脱ぎ捨てパンツ(白ブリーフ)一枚に。M君の気持ちに答えなければと、体にトイレットペーパーをグルグル巻きにしてテープでとめました。11体目のお化けの完成。そして、お化け屋敷の時には、机の下から出てくるミイラ男は迫力満点!本人もかなりなりきっていましたしね。ここまではよかったんです。ここまでは!ここから思わぬ事態が発生しました。なんと、園で急に不審者訓練が始まったんです。不審者が園庭をウロウロして、なんと園内に侵入してきたのです。年長児はそっと、非常階段から脱出することに。僕は、みんなを静かに非常階段の方へ誘導しました。そうしたら、M君が僕の所にやってきて、「先生、僕パンツだけどどうしよう…」って。ホ、ホントだ~!!お化け屋敷の熱演でM君のトイレットペーパーは取れ、ミイラ男の跡形もなく、ただの“パンツ男”になっていたんです。でも、着替えている時間なんてありません。不審者がいつこっちにやってくるかわかりません。「もう、このまま避難するしかない」と、職員駐車場までパンツ一枚だけで避難しました。
パンツ一枚…、大人だったら本物の不審者。本当に申し訳なかったけどさ、まじめな訓練なのに、僕はずっと笑いをこらえるのに必死でした。
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←左図のような給食の食缶のフタがあります。主にスープが入っている食缶です。この食缶にはフタが二つついています。多分、こぼれるのを2重のフタで防ぐのと、保温効果を高めるためだと勝手に思っています。このフタをですね、ちょっとふざけてシンバルのようにたたいてしまったわけです。ホントはだめですよ。ごめんなさい。でも、なんか子どもの前でやりたくなってしまって、バ~ンとたたいちゃったんです。そうしたら、
A:「あ~、それナッパリンだね」
僕:「ん?ナッパリン?」
B:「ちがうよ。それラッパリンだよね」
C:「え~、ちがうよ。それはタッパリン」
と言い合っていました。そこで、僕はピ~ンときたわけです。“あ~、タンバリンのことを言っているのかぁ”と。そして、棚からタンバリンを出して「じゃぁ、これは?」と聞きました。そうしたら一斉に「マラカス!!」って。「なんでだ!!」って叫んじゃいました。一斉に同じボケをしてくれなくても…笑えた。
A:「あ~、それナッパリンだね」
僕:「ん?ナッパリン?」
B:「ちがうよ。それラッパリンだよね」
C:「え~、ちがうよ。それはタッパリン」
と言い合っていました。そこで、僕はピ~ンときたわけです。“あ~、タンバリンのことを言っているのかぁ”と。そして、棚からタンバリンを出して「じゃぁ、これは?」と聞きました。そうしたら一斉に「マラカス!!」って。「なんでだ!!」って叫んじゃいました。一斉に同じボケをしてくれなくても…笑えた。
トイレに入るとちょっと臭いました。「誰か流していないな…」と思い便器を確認すると、ありました!手前から2番目の和式便器に、体中のすべての力をふりしぼって出したかと思われる巨大うんちが!!その大きさは大人顔負け。でかすぎるだろ…と驚きながらも、水を流しました。ジャ~!! ん??流れない…。そう、その巨大うんちはあまりの重量に和式の便器から一歩も動こうとしなかったんです。このうんちは、流していないのではなく、流れなかったんだ! 困った…どうやって流そう…。なんだか一人で悩んでいてもなんとなく寂しかったんで、保育室に戻りました。そして、子ども達に「パワーがいっぱいある人助けてくれ!」と言いました。すると、来ました。7、8人の子が「俺、パワーいっぱいあるけど何?」って集まってくれたわけです。その精鋭たちを連れて再びトイレに出陣!そして、巨大うんちを指差して「これが流れないんだけど…」って言うと、精鋭たちはのぞき込んで一斉に「うんちかよ!」って。そのナイスツッコミからもう、僕は笑いが止まらなくなっていたんですけどね。そして、その後に「それにして大きなバナナうんちだね~」「ほんとだね~」ってみんなうんちの分析を始めたわけです。さすが園が食育に力を入れているだけあります。分析を終えると、精鋭たちは交代交代に水を流し始めました。しかし、どうしても流れない。そこで、精鋭の一人があるアイデアを出しました。「わかった。誰かが手でつかめばいいんじゃない?」って。衝撃的!!!!!なんてアイデアだ~!! でも、やっぱり「俺、やだよ」「俺もやだよ」って結局そのアイデアはボツ。僕は笑う一方。そして、「わかった。いいこと考えた!」と一人の精鋭が何かひらめいてトイレを出て行きました。みんなで待っていると、来ました。保育室のほうきを片手に「これで流せばいいじゃん」って。げっ!!「それだけはやめてくれ~!」 結局、僕が便器ブラシでつついて流したわけですけど。もう、横でずっと笑いが止まらなかったなぁ。
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