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僕がクラスたよりに掲載してきた保育の面白いエピソード(体験談)を紹介します☆子どもって最高!!
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HN:
たいよー
性別:
男性
職業:
保育師(士)
趣味:
版画・ピアノ
自己紹介:
豊田市男性保育師連盟会長
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 5歳児になると将来の夢ってちょっと現実的になります。“宇宙飛行士になりたい”とか“お花屋さんになりたい”とかね。前までは、“スーパーサイヤ人になりたい”とか“○○レンジャーになりたい”とか言っていたのにね。僕的には、“保育士になりたい”って言われるとなんかうれしいです。ちょっとでも自分がこの子に夢を与えられたのかな?って。
しかし、H君は違います。自分で目指した夢をしっかり持っているわけで…
僕:「H君は大きくなったら何になりたいの?」
H君:「おじいさん!」
僕:「えぇ??なんでおじいさんなの?」
H君:「(もう最高の笑顔で)だってさ、ホワホワしたおひげがいっぱい生えてるじゃん?」
僕:「ひげがあればいいの?だったらおじさんでもいいじゃん」
H君:「だって、おじさんはひげがじゃりじゃりしてるもん。ほわほわしたおひげをひいて寝たいんだよね~」
幸せいっぱい夢見る少女のようでした。
ちなみに僕は白いひげを想像していましたが、黒じゃなきゃいけないそうです。でも、いつかはこの子もひげが生えるわけですから、20代には夢が叶いますね☆
H君のお父さんにこの話をしたら、「前の夢は“いもむし”だったんでまだマシです」って笑っていました。
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28歳、初めての人間ドックの時のエピソード☆
人間ドックというと、もう少し歳をとってからという印象でした。しかし、今年から25歳以上が対象になり、今までの健康診断組から外れてドック組になってしまったわけです。バリウムはまずいとか、下痢になるとかもう怖いイメージが昔から刷り込まれていまして、恐くて仕方がありません。しかし、園の先生が「私、人間ドック好きだな~。ちょっとしたテーマパークに行く感じ?」ってお気楽なこと言ってるじゃありませんか。ほんとかよ~!?ドキドキしながら行きました。
 始まるとやっぱりドキドキで、次は何をやられるんだ?常に緊張していました。眼圧検査では、先生:「はい、顎と頭をつけて、緑の点見えますか?」 僕:「はい見えます」 
・・・・ プシュッ!! 僕:「うぉ~~!びっくりした。何ですかこれ??」 先生:「ハハハ~言うの忘れてた。風がくるからね。反対の目いくよ~」って。忘れるなよ~!!初めに言ってよ~!恐怖はつのるばかり。腹部の超音波検査では、いきなり冷たいゼリーをかけられおなかをグリグリグリ。もう、くすぐったくて笑いちゃいそうで。先生をチラッとみたら、すごい真剣な怖い顔。ここで笑ったら怒られそうだ・・・。笑いをこらえるのに必死でした。心電図では、踏み台昇降が合図なしに始まり、階段のランプが勝手に進んでいっちゃって「もう、始まってますよ!早く!」って急かされもう必死。あちらは慣れているかもしれませんが、こちらは初めてことばかりなんですから~!!もう、ついていくのがやっと。そして、クライマックスでは、きました~胃の検査!不安いっぱいで順番を待っていると、前の人が出てきました。「おぇ~!!」  何?どうしたの?びっくりしてのぞいてみると、おばあちゃんが出口で吐いてるじゃないですか!そして、帰っていく姿はもうヨロヨロで今にも倒れそう。「ま、まじかよ~!!」もう恐怖は絶頂に。笑顔でお兄さんに呼ばれても、もう苦笑いしか返せません。中に入ると、タオルで必死に下を拭いてる人がいました。前の人が吐いたから??もうやだよ~~!   まず、最初に炭酸を飲みました。「ゲップを我慢して下さいよ」と言われました。飲むと、すぐにゲップが出そうになりました。「どうやってゲップを我慢するの?早く…」すると、「これを飲んでください」と小さなコップに入ったバリウムが出てきました。おっ、こんなけなら頑張れるぅ!ドロドロしたのを頑張って飲みました。よし、クリア~!検査が始まり、ゲップをこらえながら寝台の上を何回も自分でゴロゴロ回りました(胃の中にバリウムを定着させるため)。もう、僕はゲップを必死にこらえながら頑張って指示に従いました。お・・・、終わったか?寝台が起こされ、「では、次に左にあるカップを持って下さい」と言われ、左を見ると、なんじゃこりゃ~!さっきとは比べ物にならないくらい大きなカップがド~ンと待っていました。“君はいつからそこにいたんだい?”無理。絶対無理。持ってみると、ズッシリとドロドロが入っています。また、炭酸を飲まされ、ゲップを我慢した状態で「一口飲んで」「今度は二口飲んで」「はい、では全部飲んで。」って。僕の脳裏には、さっきのおばあちゃんの姿が頭に浮かんでいました。ほんとに飲めませんでした。これ以上飲むと吐いちゃうと思って、お兄さんをチラッと見ました。「もう勘弁して」の心の声を受け取ってもらいたくて…。すると、素敵な笑顔で「ゆっくりでいいですよ」って。“やっぱり飲むのか~!”かなりの時間をかけてゲップと吐き気をこらえながら飲みました。僕はやったぞ~!頑張ったぞ~!終わったら安心したからか、脱力感でいっぱいでした。あの、おばあちゃんのヨロヨロの気持ちがとてもよくわかったわけで・・・。誰だ~テーマパークに行く感じ?って楽しそうに言ってたの~!
 終了後、職場の先生とうどんを食べながら話してたら、「私、どうしても飲めなかったからお兄さんがもういいですよって言ってくれて、3分の1くらい残しちゃった。てへっ」って。
な~んてこった!お兄さん!男女差別いけませんよ~!!
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 出ました!ごきぶりです。オレンジの中くらいが転がっていました。まだ生きています。S君が作っていた秘密基地の中に侵入していました。
僕:「うわぁ~ごきぶりだ~!」
大抵の生き物には触れますがごきぶりは苦手です。僕の声を聞いて他の子が集まりました。そして、R君がティッシュを持ってきて捕まえようとしました。
僕:「(よし、いいぞ~やってくれ~)」僕は心の中で思っていました。すると、
S君
「やめろ~!やめてくれ~!」って突然叫んだんです。
捕まえようとしていたR君や周りの子たちの動きが止まりました。そして、
S君:この子は今お家に帰ろうとしてるんだよぉ。そんなことしちゃだめ~!」って。
そんなこと思いもしませんでした。だって、ごきぶり=やっつける! が人間の暗黙の了解じゃないですか?そのまま逃がしてやるのもどうかなぁと思ってしまっていた僕は、言葉が出ませんでした。そしたら、R君がティッシュをもう一枚持ってきて「おりゃっ!」って捕まえてギュッとつぶしちゃったんです。その瞬間、S君が「うわぁ~!!」と泣きながら僕をめったうちにたたきました。「いったいなぁ。やめろよ。先生は何もしてないぞ~!」必死に責任を逃れようとする僕でした。でも、本当に何もしてないし(笑)
突然現れたごきぶりを守るヒーロー。人間にとって正しいのは一体とちらなんでしょうか?
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 僕はユニクロが好き。安くて丈夫で長持ち。保育着には欠かせません。多分、大半の保育士もそう思っている気がします。だって、子ども相手に、服を引っ張られ口を拭かれ、鼻くそつけられの毎日です。高い服を着た日には悲しむこと間違いなし!
 夏、さわやか路線でいこうとピンクと赤のボーダーのポロシャツを買いました。襟を立ててビシッときめていきました。雨上がりの日でした…。外に出たらあっという間に子ども達に泥や泥水をかけられました
「うぉぉっ!」一番に服を見ました…。泥のシミがそこら中に!!はい、チ~ン。お、怒っていませんよ~。保育のプロですから。楽しく、いや、ちょっと怒り丸出しで、いや、かなりむきになって子ども達と泥対決しました。いや~素晴らしい。自分で自分を褒めたい。
 さぁ、ここからが勝負。この泥を早く落とさなければ!急いで水道に走っていき必死に洗いました。あれれ?全然落ちないぞ?どうして?困っていると、おばちゃん先生から厳しい一言。「泥は落ちないよ」と。はい、チ~ン。
 僕のユニクロさわやか路線の勝負着は、あっという間に不潔感漂わせる服に変身しました。あ~、もう、ほんとに
ショック!!
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 夏、プールに入る前にTシャツを脱ぎます。そして、脱いだ服をプールの出入り口の所の網にかけます。Tシャツを着たままプールに入っていると、体温が奪われてとても寒いのです。そして、びしょぬれになった服はほとんどの子が自分で脱げません。プールの上には紫外線防止の網もはってありますし、戸外での水遊びの時はちゃんと着ています。しっかりと紫外線からガッチリガードしていますよ。
 プール遊びが終わってシャワーを浴びた後に、いつも何人かの子が網にTシャツをかけたまま忘れていってしまうんです。R君が、忘れられたTシャツを指差しながら、
「いち…、にぃ…、さん…、しっこ(4個)。しっこ(4個)忘れてるね!」って。
しっこじゃないわぁ!!4人忘れちゃってたね。
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 お散歩に出かけた時のことです。僕が、「友達と仲良しペアを作った子から手をつないで並んでね。」と声をかけました。続々とペアの子を見つけて、二人で手をつないいで並び始めました。するとですね、Aちゃんがすごい剣幕で僕に訴えてきたんです。
「ねぇ、先生!ここ3匹で手をつないでるけどいいの?」って。
“この子達は虫かよ~!”って思って笑えました。
そして、
「ねぇ、2匹じゃないといけないんだよ!」って3匹の男達に怒っていました。
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 数字の数え方や数字の後につける単位って難しいなぁと思います。子ども達はいつでも真面目で一生懸命でございます。

暑い夏の給食の時間。外ではセミがミ~ンミ~ンと鳴いています。それを聞いて、
Aちゃん:「夏になるとね、うちにもセミが50人くるんだから!」
Nちゃん:「え~!すご~い!Aちゃんちセミが50人もくるんだって!」
Rくん:「えっ?50人も?すご~い!」

すごい会話でした。
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ILLUSTRATION BY nyao