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僕がクラスたよりに掲載してきた保育の面白いエピソード(体験談)を紹介します☆子どもって最高!!
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保育師(士)
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版画・ピアノ
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豊田市男性保育師連盟会長
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 お正月遊びと言えば、こま、たこあげ、すごろく、そしてカルタ遊び!ということで、子ども達とカルタを作りました。その名も、名前カルタ!子ども達の名前の頭文字をとって、それに関連する物を絵に描くんです。画用紙の右上に、その子の名前の頭文字を書いて、一生懸命考えて色々描きましたよ。かなり面白かったです。いくつか紹介します。
○名前のはじめに“ゆ”がつくY君。
・ゆうびんポスト、ゆき、ゆきだるま、ゆめ、ゆ、ゆず、ゆび、ゆば、ゆうじくん
ゆばが出てきたのにびっくりしましたが、お母さんの実家が京都だそうです。最後のゆうじくんって、友達の顔を一生懸命描いてくれました。

○名前のはじめに“せ”がつくSちゃん。
・せっせっせのよいよいよい、せみ
せっせっせのよいよいよい、大人ではまず出てこない発想ですよね。

○名前のはじめに“あ”がつくAちゃん。
・あかいりんご、ありんこ、あんぽんちんのおばけ
無理やり“あ”をひっつけてくれました。

○名前のはじめに“し”がつくS君。
・しか、しまうまのくそ
しまうま描けばいいじゃん!って思っちゃいましたが、かなりいっぱいてんてんのしまうまのくそを描いてくれました。

○名前のはじめに“と”がつくT君。
・とけい、とびら、トーマス、とき(時)、とり、とら、とろろ、トミカ、とまれない、とおる
かなり色々と思い浮かんだT君。思い浮かぶたびに僕の所に言いに来ましたが、「ねぇ、先生、“とき”ってどうやって描くの?」とか「“とまれない”描くの難しいなぁ」と言いながら本人なりの絵が完成していました。てか、先生も描けないし!

○名前のはじめに“し”がつくS君
S君は泣いて僕の所にやってきました。そして、僕にこう言ったわけです。
「あのさ、こんなけしか思いつかんかった…」
絵には、紙の真ん中に水色の記号のようなものが三つ並んでいました。
「何を描いたの?」と尋ねました。
すると、
「しっこ…」
笑ってはいけない場面とは分かっていましたが、笑ってしまいました。泣きながら一生懸命考えて唯一思い浮かんだのが“しっこ”だったんですから。子どもの発想ってすごいです。
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 クリスマスが近くなりますとこの時期、クリスマス製作をします。製作をする前に、クリスマスへのイメージをいっぱい沸かせてから行います。保育で大事な導入です。部屋には100均で買ったクリスマスツリーに電飾が輝いています。クリスマスの曲なんかも流しちゃって、もうみんなクリスマスモードです。
 製作をしている時に、突然H君が「あ~~!!」って言ったんです。
「どうした?」と尋ねると
「今、トナカイがとんどった!」って言ったもんだから、もうみんなH君の話に興味深々。そして、隣の席のS君までが「今、ここ(目の前)をすごいスピードで飛んでいったよね」ってH君と共感しあったんです。もうみんな製作どころではない。
「サンタさんいた?」って質問には「ん~、なんかトナカイだけだったよねぇ」ってH君とS君が確認し合っています。
「プレゼントはあった?」って質問には、「ん~、すごいスピードだったからねぇ、あっ、でもなんかボタンがついていたねぇ?」って二人で確認しあっています。
それから、「それはなんのボタンだったか?」って話になり、「テラスの方に飛んでった」って言うからみんな一斉にテラスに飛び出し、完全に製作中断。
結局、そのトナカイは、“サンタにおいていかれたから急いでたんだ”っという結論で終わったわけですけど…どうやら僕の導入がうますぎてイメージが湧きすぎてしまったようです。冷静に、“すごいスピードだったのにボタンが見えたんだねぇ”とつっこたかった僕ですが、子ども達のファンタジーな話に一生懸命共感しました☆
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 H君は反応が面白いです。いつも、僕のボケにちゃんとツッコミを返してくれるし、期待通りの反応をしてくれるお笑いのエリートです。
 ある日、トイレで「お~~~い!」って呼ぶ声がしました。行ってみるとH君が便器に座って「トイレットペーパーがないんだけど」って困っていました。なんともおいしいこのシチュレーション。そんなH君を見て、普通に渡したらもったいない。何かしなければと思ったんです。そこで…、まず、トイレをきれいにする“ルック(洗浄液)”を持って行きました。
僕:もってきたよ~!」
H:「おい!それはトイレをピカピカに掃除するやつだろ!」 
さすがナイスツッコミ!   
そして、今度は便器ブラシを持って…
僕:「もってきたよ~!」
H:それは、さっきのやつを使ってからトイレを掃除するやつだわ」
すげ~。よく知ってんな。なんか、どんどん面白くなってきた。
続いてスッポンを持って…
僕:「もってきたよ~!」
H:「ちがうぅ!それはうんこつまったら使うやつ!早くペーパー持っこい!」
やばい。はまってきた。怒ってるけど反応が面白すぎる!
そして、歯ブラシを持って…
「もってきたよ~!」
「あほ!そんなんでおしりふいたらおしりが痛いだろ!」
はまった~!笑いが止まら~ん!ほんとだよ。こんなんでおしりふいたらおしり痛いよなぁ。
そして、ずっと笑ってる僕にH君がすかさずツッコミが…
H:「笑っとらんで早くぺーパーもってこい!」
って。
ヒ~!もう勘弁して!はまりすぎて笑いがとまらんかった~。
ごめんね。まったくひどい先生だよね。

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fimg_1260058221.png←左図のような給食の食缶のフタがあります。主にスープが入っている食缶です。この食缶にはフタが二つついています。多分、こぼれるのを2重のフタで防ぐのと、保温効果を高めるためだと勝手に思っています。このフタをですね、ちょっとふざけてシンバルのようにたたいてしまったわけです。ホントはだめですよ。ごめんなさい。でも、なんか子どもの前でやりたくなってしまって、バ~ンとたたいちゃったんです。そうしたら、
A:「あ~、それナッパリンだね」 
僕:「ん?ナッパリン?」
B:「ちがうよ。それラッパリンだよね」
C:「え~、ちがうよ。それはタッパリン
と言い合っていました。そこで、僕はピ~ンときたわけです。“あ~、タンバリンのことを言っているのかぁ”と。そして、棚からタンバリンを出して「じゃぁ、これは?」と聞きました。そうしたら一斉に「マラカス!!」って。「なんでだ!!」って叫んじゃいました。一斉に同じボケをしてくれなくても…笑えた。
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 夏季保育中のお話です。給食の時間、なぜかユニバーサルスタジオジャパン、略してUSJの話で盛り上がっていたんです。4歳児にして、ターミネーターやスパイダーマンの話で盛り上がっている…すげ~。
その話を聞いていたMちゃんがかっこよく鋭い視線を飛ばして言ったわけです。
Mちゃんも、明日の昨日の前の日に明日ユニバーサル行くもんね!」

保育室がシ~ンとしました。僕も子どももその言葉に対応できなかったというか、全くいつかわかんなかったから。結局、Mちゃんは2日後ユニバーサルに旅立ちました。069.jpg


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 トイレに入るとちょっと臭いました。「誰か流していないな…」と思い便器を確認すると、ありました!手前から2番目の和式便器に、体中のすべての力をふりしぼって出したかと思われる巨大うんちが!!その大きさは大人顔負け。でかすぎるだろ…と驚きながらも、水を流しました。ジャ~!!  ん??流れない…。そう、その巨大うんちはあまりの重量に和式の便器から一歩も動こうとしなかったんです。このうんちは、流していないのではなく、流れなかったんだ!  困った…どうやって流そう…。なんだか一人で悩んでいてもなんとなく寂しかったんで、保育室に戻りました。そして、子ども達に「パワーがいっぱいある人助けてくれ!」と言いました。すると、来ました。7、8人の子が「俺、パワーいっぱいあるけど何?」って集まってくれたわけです。その精鋭たちを連れて再びトイレに出陣!そして、巨大うんちを指差して「これが流れないんだけど…」って言うと、精鋭たちはのぞき込んで一斉に「うんちかよ!」って。そのナイスツッコミからもう、僕は笑いが止まらなくなっていたんですけどね。そして、その後に「それにして大きなバナナうんちだね~」「ほんとだね~」ってみんなうんちの分析を始めたわけです。さすが園が食育に力を入れているだけあります。分析を終えると、精鋭たちは交代交代に水を流し始めました。しかし、どうしても流れない。そこで、精鋭の一人があるアイデアを出しました。「わかった。誰かが手でつかめばいいんじゃない?」って。衝撃的!!!!!なんてアイデアだ~!!  でも、やっぱり「俺、やだよ」「俺もやだよ」って結局そのアイデアはボツ。僕は笑う一方。そして、「わかった。いいこと考えた!」と一人の精鋭が何かひらめいてトイレを出て行きました。みんなで待っていると、来ました。保育室のほうきを片手に「これで流せばいいじゃん」って。げっ!!「それだけはやめてくれ~!」  結局、僕が便器ブラシでつついて流したわけですけど。もう、横でずっと笑いが止まらなかったなぁ。
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ILLUSTRATION BY nyao