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僕がクラスたよりに掲載してきた保育の面白いエピソード(体験談)を紹介します☆子どもって最高!!
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保育師(士)
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版画・ピアノ
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豊田市男性保育師連盟会長
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 夏季保育になると、子どもの数が少し減りますし、職員もちょっとずつ休みを取ります。ですから、3クラスが2クラスになったり、2クラスが1クラスなったりすることがあります。ようは合体するということです。  園長や主任がノリがいいとこんなことが起こります。「夏季保育のクラスの名前何にする?」と。合体することで、メンバーも保育者も変わりますから、幻のクラスが登場するわけです。しかし、条件が一つあります。クラス表示(絵)を作らなければいけません。なるほど。これは面白いじゃないか。何かありえない名前を考えなければ…。
他の学年は、当たり障りのない夏ならではの『はなび組』とか『うちわ組』という名前をつけていました。普通じゃん。パソコンのイラスト集から、はなびとうちわを印刷していました。そして、そのイラスト集を見ていてひらめきました。これにしよう!で、決まったのが『さくらんぼめろんかきごおり組』です。超長い!でもメロンかき氷の上にさくらんぼが載っているイラストがあったので。子ども達は必死にこの名前を覚えていました。
ちなみに、次の年もこの幻のクラスをつくることができたので、『もんちっち組』と『うっきっきー組』にしました。困ったのがクラス表示。こんなイラストなんかあるわけないじゃん!困ったあげく描くことになっちゃいました。でもね、意外と受けがよかったんですよ。そのクラス表示を記念に載せておきま~す☆


IMG_5221.jpg

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 サッカーをしていた時のこと。みんなとっても上手になりましたから本気を出さないと勝てません。「いくぞ~!スーパーミラクル当たったら痛いぞゴリラシュ~ト~!!
 いつも名前の変わる僕の本気シュートは、すごい勢いでR君の腹にボフッって当たってしまった。げっ!!かなり焦る僕。「うぇぇ~。」ってかなり苦しんで倒れたR君。やっべ~。直撃だ。やばいなぁ。おそるおそる近づきました。すると、ムクッって起き上がり「おい先生、俺のに当たったじゃね~かぁ~!」かなり怒ってました。命って…プププ。“心臓”のことですよね?あまりに笑えて謝る気もうせちゃったよ!でも、一応「わり~わり~プッ(笑)」って軽く謝っておきました。

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 地域の方のご厚意で、“ししまい”がこども園にやってきました。ししまいが何かわからない子ども達ですが、僕が「ししまいに頭をかじられると幸せになるんだぞ。」と言った途端、かみつく生き物を想像して怖がっていました。部屋にししまいが入ってくると半泣き状態。中身のおじさんが「怖くないよ~。」って顔を見せてくれていても半泣き状態。目も合わせようとしない子もいました。まぁ、確かに本物のししまいはちょっと怖い。角みたいな耳で、金の目と歯ですから。
 あとから園長先生が保育室に入ってきて「ししまい来たかな?」と子ども達に尋ねた時の一言。

Mちゃん:「三角じゃない顔してた!
ははは。四角の顔してたもんね!
(3歳児 女児)


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 雪が降った後は氷がすごかったんです。雪の日と同様に園庭に一番乗りして、いたるところにできた氷を触ったり踏んだりして遊んでいました。すると、男の子4人がバケツの中に氷を集めて、「洗ってきていい?」と聞きにきました。「いいよ~。」と普通に返事をしました。朝早くから外に出て遊んでいましたから、子ども達と一緒に朝礼台の上に座りのんびり日向ぼっこをしていました。ポカポカとお日様が気持ちのいいそんな時間でした。
 ガリッ! ん?急に聞こえてきた音。  ガリガリッ!  なんだ?なんだ? 音のする方(ななめ後ろ)を見ると、さっきの男の子4人がいつの間にか一緒に座っていた。僕のそばにみんな集まってかわいい…。いや、そんなこと言っている場合じゃない。バケツの中に集めた氷を食べ始めたんです。“わ~お!さっすが僕のクラス☆って感心している場合でもない。「ちょっと、それ汚いぞ!」と言いました。すると、「洗ったからきれいだもん!ガリッ!って言われました。“あ~、なるほどね~。氷さんピカピカできれいだよね~!”ってのってる場合でもないよね。「それはね、外の水たまりにあった水が凍ってできたやつでね…、」と説明をしながら“こんなこと言ってもわかるわけないよなぁ。”と思い途中でやめました。「とにかく汚いの!」  ガリッ!  「おなか痛くなっても知らんぞ!」  ガリッ!  「今日の夜はおなかが痛くなって病院だな。」  ガリガリッ!  もうし~らない!僕はちゃんと止めました。でも止まらなかった。氷を食べた子の保護者の方には、ちゃんとお伝えしたと思います。お許しを~!
 そんなあきらめている僕の横で、おとなしくしていた座っていたN君。げ~!よく見るとハンカチで氷を持ってペロペロなめてるじゃん!完全に見落としてた~! 「あ~あ、N君もおなかが痛くなって病院だなっ。」と言ったら、「僕は食べてない!なめてるだけだ!と怒られました。  そうだよね~。はぁぁぁ…、もうし~らない!説明するのも止めるのも疲れちゃったし、もう、し~~らない!!
 あとから思ったんですけど、氷を食べてたのは僕のクラスだけ。これって前日に僕が雪を食べてたからか?とちょっと思ったりする…けど、それはきっと考えすぎね。はっはっは~。

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 3歳児の雪合戦で書いたように、僕は雪合戦が大好きでけっこう本格的にやります。5歳児になるとですね、この冬の時期にはかなりの連帯感(チームワーク)が育っています。運動面も申し分ないレベルに育っていますから、本気ですよ!僕は本気だよ!加減はなしだYO!大きな雪の壁と雪玉をたくさん作ると、チームに分かれます。こういう時って、当てたい子はだいたい敵チームになってくれるからありがたい。フッフッフ。
 さぁ、はじまった~! おりゃ~!とりゃ~!よっしゃ~! ノリノリな僕の玉は当てたい子の所へ飛んでいく。壁に隠れていても、壁の所まで走って思い切り当ててやります。これはかなりのストレス発散になる。顔に当たった時はとにかく気持ちがいいぜ!  バシッ  うぉ!?いい気持ちに浸っているときに… だれだ?!先生の顔面にあてたヤツは? しかも、イエ~イ!てかなり喜んでる。顔に当てられるのは痛い…。そしてなぜか怒りがこみあげてくる。楽しさが怒りに変わる瞬間だ。このぉ~!とムキになって玉を投げるのはいいけど、ターゲットが多い!そして、姿を現すことによって、顔面に当てられる数が増えてきた、はっきりいって痛いんだよ!さっきも言ったけどホントに痛いんだよぉ!!僕の玉を顔面にくらっている子はどんな気持ちだろうか?当たり前だけどもっと痛いんだろうな。“とにかく一人でも多くの顔面に当ててやりたい”そんな衝動にかられる。問題は、子どもの玉には砂が混じっていること…だから頭も顔が砂まみれになってくる…こぉのぉやろぉ~!うぉぉぉぉ!コノヤロォ~~!!ついに怒りが頂点に!怒りが恨みに変わる瞬間だ。とにかく恨みを晴らすべく当てたいやつ、いや、当てたい子から片っ端から当てていくんですが、敵が多すぎる~!うぉっ! また顔面に当てられたし!くそぉ~!!  
といいうわけで、これが毎年恨みの晴らしあい泥試合になる僕と年長児の雪合戦です。

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 12月末に雪が降り、園庭は白銀の世界に変わりました。こういう時は子ども達を一番に外に出したくなる。3歳児だけど園庭に一番のりしました。
 毎年、2つの壁を作って、雪合戦を大々的に行う僕ですが、今年はかわいいこの子たちに、そんな勢いはまだないわけで…ウズウズ。とりあえず、雪だるまの作り方を教えました。そしたら、立ったまま目に涙を浮かべて子が。「どうしたの?」と尋ねると、「手が冷たいよぉ…」って泣いていたんです。なんてかわいいんでしょう。雪合戦なんてできるわけがない!
 そしたら、違う場所でまた泣いている子が。「どうしたの?」と尋ねると、「寒いよぉ…」って泣いていたんです。なんてかよわいんでしょう。雪合戦なんてできるわけない!
 どんどん脱落していく僕のクラスの子ども達。まだ外に出たばっかだけど、もう部屋に戻るか…。と、そんな時に出てきたのが、年長児。「おぉぉ!」と待っていたかのように、僕に雪玉を投げてきました。「このやろ~!」と僕はエンジンがかかりはじめ、おりゃ~!!って投げまくりました。次々に年長児が外に出てきたことで、ちょっと押され気味になってきた。負けじとハッスルしていた最中、ふと我に返り、クラスの子ども達をみました。すると、げ~!!!     なんと、僕の近くにいたことでかなりの流れ弾をくらった様で、顔面が雪まみれのびしょ濡れになって大泣きしている子がいっぱいいたんです。「や、やめろ~!っと必死に子どもたちをかばいました。でも手遅れだよね…。半分以上が、なんというか…まるでエサを待つヒナ鳥のようにすごい勢いで泣いていました。ひどい担任だ。やっと燃えてきたんだけどな…雪合戦。でもあきらめるしかないな…雪合戦。泣いている子ども達を連れ、背中に雪を当てられながら部屋に戻っていく姿はまるで敗者。が、ガマンだ…。
 保育室に戻ると、泣いている子ども達に、「年長のお兄さん達ひどいねぇ。大丈夫だった?と一人一人に優しく声をかけ着替えをしました。ひどい言葉がけだ。すると、「太陽先生が守ってくれた」というじゃないですか~!なんていい子たちなんだ!!僕は、この子たちを守ったヒーロー。今回の雪合戦は最高の終わり方ができたな☆

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「ちょっとまった~!」プールの着替えをすると現れるヒーローがいる。その名も“プールレンジャー”。左からレッド、イエロー、スカイブルー、ブルー、ホワイトと見事に5色に分かれている。彼らはいつも真剣。でも、帽子の中の顔がフニュ~ってすごいことになってるからふざけているようにしか見えない!誰だ?こんなかぶり方を教えたのは……、僕だ!誰かの帽子が落ちてたから、こうやってかぶってみたら、それを見た子ども達は純粋に“かっこいい”と思ったみたいです。さすが僕のクラスの子ども達だ。ノリがいいぜ!このヒーロー達はこれで園内の見回りにでかけます。悪者はいないか、パトロールするんです。とっても視界が悪いはずなんだけど…。もう保護者達みんなのアイドル(笑い者)。でも、職員室の園長先生や主任先生達は怖~い顔して見てましたけどね。
 ちなみにこの写真はもちろん5枚以上売れました☆僕も買っちゃったし。一番人気でした。殿堂入りですね☆

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ILLUSTRATION BY nyao